【市川市】学生ベンチャー食堂「新天地」が千葉商科大学にオープンしました!
千葉商科大学は卒業生が経営者として活躍されている方も多い大学ですが、その教育方法からもそれを読み取ることができます。今回ご紹介する「学生ベンチャー食堂」プロジェクトもその一つ。「実学」を教育理念に掲げる千葉商科大のユニークな取り組みです。
具体的には、意欲ある学生が在学中に自分で企業を興そうと意欲を持つことを奨励し、学生のために一部の教室を拠点として貸し出すものです。授業で学んだ理論を店舗の運営に活かし、実社会で役立つ経営の知識とスキルを身につけてもらうことが狙いだそうです。
現在は3店舗が運営中で、一番手前の「新天地」が今回オープンした店舗になります。
この店の「経営者」は商経学部商学科2年の芹澤孟(せりざわ たかし)さん。厳しい学内審査を通過してオープンにこぎつけたそうです。
今回はレセプションにお招きいただきまして一足先にいただいてきました。芹澤さんのイチオシは塩ラーメン。豚骨と鶏ガラを贅沢に使用。
さらに麺は250gとボリューム満点。これは食べ盛りの学生さんに人気が出そうですね!
また、ゴマの旨味と本格出汁スープが楽しめる担々麺もおすすめですよ。
他にもテイクアウト可能なワンコインランチも販売。油淋鶏や、
特製青椒肉絲、
麻婆豆腐など日替わりで提供するそうです。
最後に芹澤さんにお話を聞くことが出来ました。実は昨年はコロナ禍により「学生ベンチャー食堂」の募集自体が無かったそうです。今年は募集を再開し、もともと経営にも興味があった芹澤さんは、今回のプロジェクトに満を持して応募。親戚の方が中華料理店をしているという追い風も受けて、そのお店で味の試行錯誤を繰り返し、一方で経営するための人件費や原料費を計算して、審査をクリアしたそうです。
こうして学生時代から経営感覚を学ぶことが出来る場を大学が提供しているというのが素晴らしいですよね。セレモニーでは学長も参加してのテープカットもあり、学生のみならず、大学側の熱意も感じることが出来ました。
現在は千葉商科大学の学生さんしか利用が出来ませんが、学生の皆さんはこうして食べて応援することもできるのが素敵だなと感じました。芹澤さんのますますの活躍を願っております!
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