【市川市】「みどりの窓口」が2025年までに70%廃止!市川駅と本八幡駅はどうなるの?
JRの主要駅に設置されている「みどりの窓口」。みなさんも新幹線の切符やJRの定期券を購入する際に利用された経験があるかと思います。現在みどりの窓口は首都圏で231駅、他の地域で209駅に設置されておりますが、先日JR東日本から、2025年までにそれぞれ約70駅に減らすとの発表がありました。
市川市内には、本八幡駅と、
市川駅に「みどりの窓口」が設置されておりますが、約1/3になることを考えると、両駅とも残るのは厳しいかもしれません。
では、仮にどちらかがなくなるとすると、これまた難題です。というのは市川駅と本八幡駅は、JR東日本が発表している2019年度の乗車人員ランキングでは、
- 市川駅(76位)61,575人
- 本八幡駅(79位)60,161人
とほぼ互角。さらに両駅とも駅構内に「シャポー」というショッピングモールがあったりと、構造も似ています。
これだけでは市川駅と本八幡駅のどちらの「みどりの窓口」が残るか判断がつきません。もう少し駅や周辺環境を詳しく見ていきましょう。まずは市川駅は何といっても総武線快速停車駅であること。乗車人員にはカウントされませんが、ここで快速と各駅停車を乗り換える方も相当いらっしゃるはず。
また駅直結のアイ・リンクタウン展望施設もありますね。
一方本八幡駅は都営新宿線や京成線の乗換駅としても利用されています。
また、市川市役所第1庁舎のJRの最寄り駅でもありますね。
こう考えるとどちらの駅の「みどりの窓口」も残してほしいというのが市川市民の願いですが、すでに乗車人員では市川、本八幡の駅の倍以上の利用がある五反田駅でも廃止されていることを考えると両方とも残るのは厳しそうですね。。
今回のニュースを聞いて、駅の窓口の方にも直接聞いてみたのですが、「まだ何も決まっていない」とのことでした。ただ、最近では自動券売機も進化していて、「みどりの窓口」を使わなくても購入できる切符が増えています。
どちらの駅にも、定期券や新幹線の切符を購入できる自動券売機があるので、そちらを利用するのもよいかもしれませんね。
また、すでに「みどりの窓口」が廃止になっている下総中山駅を利用する方には「本八幡駅までの無料往復券」が発行されていますので、仮にどちらかの駅が廃止になった場合は、同様のサービスが開始されるかもしれませんね。
今回「みどりの窓口」を利用させていただいたときに、その傍らに八幡小の皆さんからの作品が飾られておりました。
どちらも素敵な作品ですね!地元の人に愛されている駅というのがわかります。
この件はまた続報があり次第お伝えしたいと思います。