【市川市】名作映画の脚本家・水木洋子さんが暮らした趣ある邸宅を訪れませんか?
水木洋子さんは多くの日本の名作映画に脚本家として参加された方です。
今井正監督「また逢う日まで」「ひめゆりの塔」「キクとイサム」、成瀬巳喜男監督「浮雲」「あにいもうと」など。大河ドラマでは北大路欣也さん主演、和田勉さん演出の「竜馬がゆく」も水木さんの脚本なんですね。
ちなみに離婚されたご主人は映画監督の谷口千吉氏。谷口氏の再々婚の相手が先年お亡くなりになられた名女優。八千草薫さんです。
「水木洋子邸」は、生前、市川市在住だった脚本家の水木洋子さんが暮らした建物です。
閑静でモダンな住宅街を歩いていると、突然木々に被われた平屋の建物が現われます。
「え?昭和?」という感じです。
紫陽花に囲まれてやや見えない表示に沿って趣きのある木製の門へ。
くぐると「これぞ日本家屋」という水木邸が!癒やされます!
玄関を入ると水木さんのパネルがむかえてくれます。
数人の来訪者の方が。
全く三密ではないからゆっくりと邸内を拝見し、庭に出ました。
こんな素敵な住いから名脚本が生まれたと考えると感慨深いです。
水木さんは没後に全財産を市川市に寄附され、2004年、市川市の名誉市民となったそうです。
新型コロナウイルスがなかなか終息しませんが、素敵な邸宅で気分転換して、自宅で水木さんの脚本の映画を観る一日は如何でしょう。
公開日以外の見学が希望の際は、市川市文学ミュージアムまでご連絡を、とのことでした。
また、市川市文学ミュージアムの映画コーナーでは、「井上ひさしと水木洋子」をテーマにした展示を行っているようですよ。
こんにちは、梨リーマンです🍐 現在、通常展示フロアでは企画展「井上ひさし展 とにかく書くのが楽しかった。」に関連した展示を行っています!
映画コーナーでは「井上ひさしと水木洋子」をテーマに、井上先生が高く評価された水木脚本の映画「浮雲」や「おとうと」の台本などを展示しています🎬📚 pic.twitter.com/nRTGFzBtJc— 市川市文学ミュージアム(公式) (@bungaku_museum) July 11, 2020
毎月第2・第4土曜日とそれに続く日曜日、10:00〜16:00に一般公開しています。
今月は本日と12日(日)、25日(土)、26日(日)が公開予定(9・12・1・2月は公開日変更の場合あり)です。
さとちゃんさん、情報提供をありがとうございました!