【市川市】市の給付率は23%。給付金の未支給に腹を立て、市のHPに脅す書き込みをした男が逮捕
一人当たり10万円を支給する「特別定額給付金」をめぐり、市川市で事件が起こりました。
報道によると、自称アルバイトの48歳の男は、2020年6月11日に3回、市役所公式ウェブサイトの「企画部特別定額給付金課問い合わせフォーム」に「お金を払わなければ、お前らのうちの誰か1人を必ず殺す」などと投稿。
市川市は12日に警察や消防とテロ対策本部を設置し、16日に市川署に被害届を出しました。
脅す内容の投稿を受け、職員約60人を動員して庁舎内外の警戒などに当たっていたそうです。
職員の業務を妨害した疑いで、署は2020年6月24日、この男を逮捕しました。
容疑者は「給付金が振り込まれなかったことや、振り込まれているのが分からなかったので腹が立ってやった」と容疑を認めているそうです。
市によると、容疑者への給付金は既に振り込まれているとのこと。
なお、市川市の給付金の支給状況は、「給付済または振込予定日が決定した」割合が23%です。(6月24日時点)
全国の給付率は平均で6割超、大都市の給付が遅れていて、大阪市と千葉市、名古屋市は1割にも満たないようです。
一方で、同じ大都市である札幌は92%、神戸市78%、福岡市53%を給付済とのこと。
どうやら給付体制の違いで差が出ているようですね。
市川市の今後の給付までの目安は、申請書到着から概ね1カ月~2カ月程度だそうです。
申請に不備等があった場合は、さらに時間がかかるようですよ。
気長に待つしかなさそうですね。